情報発信

通信制高校に行ったら人生終わり?甘え?データをもとに実態を分析!

通信制高校に行ったら人生終わり?甘え?データをもとに実態を分析!

高校進学にあたって通信制高校を選んだら「人生終わり」「甘え」と感じますか?

全日制高校と比較するとまだまだ通信制高校への進学率は低いため、通信制高校を選ぶのは甘えだとイメージを持つ方も一定数います。

しかし、近年ではオンライン学習や学びの多様化に伴い通信制高校への進学者数が増加傾向にあります。

本記事では、データをもとに通信制高校に関する実態を分析していきます。

また、通信制高校へ進学する際の大事にすべきポイントも紹介するのでぜひ参考にしてください。

【なぜ?】通信制高校に行ったら人生終わり、甘えと思われる理由

【なぜ?】通信制高校に行ったら人生終わり、甘えと思われる理由

あなたは通信制高校にどのようなイメージを持っていますか?

インターネット上で通信制高校について検索していると「通信制高校 人生終わり」というキーワードを目にすることがあります。

通信制高校 人生終わり

ここでは、通信制高校への進学が人生終わりと思われる理由を考察します。

  • 全日制高校が普通の選択と思われているから
  • 学力がそれほどつかないと思われている
  • まだまだ世間体が通信制高校に対してネガティブなイメージを持っている

それぞれの理由を確認しましょう。

全日制高校が普通の選択と思われている

文部科学省は、日本の全日制高校・定時制高校・通信制高校に通う生徒の割合を以下のように報告しています。

全日制高校 定時制高校 通信制高校
90.8% 2.4% 6.8%

出典:文部科学省「高等学校通信教育の現状について

このように、高校選びにあたってまだまだ全日制高校を選択することが一般的であるため、通信制高校を選ぶことが普通ではないと考える人がいるのです。

学力がそれほどつかないと思われている

通信制高校は自宅での自主学習がメインとなります。

全日制高校のように毎日決められた時間に必ず学習を受ける訳ではなく、自身でスケジュール立てて学習に取り組まなければなりません。

そのため、学習量や学びの面で学力がつきづらく、その後の進路を上手く進めないイメージを持たれることが多いのです。

まだまだ世間体が通信制高校に対してネガティブなイメージを持っている

一昔前のイメージとして、通信制高校はヤンチャな子や学校生活に馴染めなかった子がいく学校と考えている方も一定数います。

そのため、通信制高校に行くと普通の学校生活が送れないといったネガティブなイメージを持つ方もいるのです。

そもそも人生が終わりってどんな状態?

そもそも人生が終わりってどんな状態?

ところで、そもそも人生が終わりとはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

インターネット上で調べると、以下のような時に「人生が終わった」と思う人が多いようです。

  • 受験や就活に失敗した
  • 会社をクビになった
  • 多額の借金を抱えた
  • うつ病になって仕事ができない
  • 事故を起こして障害を抱えた

よくイメージされる上記の出来事で「人生が終わった」というのであれば、通信制高校に入学したからといって受験や就活が必ずしも失敗するとは限りません。

現に通信制高校から東大・京大のような難関大学に進学する生徒も多数います。

以下では、実際のデータをもとに通信制高校の実態を検討していきます。

通信制高校の実態をデータをもとに分析

通信制高校に対してネガティブなイメージを持たれる方も中にはいます。

しかしその多くの方は、実際の通信制高校の実態を知らない場合がほとんどです。

ここでは、通信制高校に関するデータをもとに実態を確認していきましょう。

通信制高校の生徒数は増加傾向にある

近年、少子化の影響で子どもの数は減少傾向にあります。

文部科学省の報告によると、全日制高校の生徒の数は昭和・平成・令和にかけて大きく減少傾向である事を示しています。

通信制高校の生徒数は増加傾向にある

出典:文部科学省「高等学校通信教育の現状について

一方で子どもの数が減る中でも、通信制高校に通う生徒の数は増加傾向にあることがわかります。

文部科学省「学校基本調査」によると通信制高校に通う生徒の割合は高校生全体の約7%であり、約13人に1人が通信制高校を選ぶ時代となっているのです。

このデータから通信制高校のニーズは高まっていることがわかります。

通信制高校からの進学率・就職率

また、文部科学省は通信制高校からの進学率・就職率も報告しています。

文部科学省の「高等学校通信教育の現状について」によると通信制高校からの進学者は40%を超えて、就職者も約20%と示されています。

通信制高校からの進学率・就職率

出典:文部科学省「高等学校通信教育の現状について

通信制高校からでも自身の努力次第で進学・就職できることから、全日制高校と何ら変わりがないことがわかります。

通信制高校の生徒が大事にするべきこと

通信制高校の生徒が大事にするべきこと

通信制高校へ入学した後の自身の取り組みによって、目標とする卒業後の進路を描くことができます。

ここでは、通信制高校を選択した際の大事にすべき3つのポイントを紹介します。

  • 自己管理を怠らない
  • 卒業後の進路を見据えておく
  • 学校選びを重視する

それぞれのポイントを1つずつ確認していきましょう。

自己管理を怠らない

通信制高校は全日制高校のように毎日の通学がなく自宅での自主学習がメインとなります。

そのため、自己管理を徹底して毎日学習に取り組まなければ全日制高校の生徒と学力の差が開く恐れがあります。

毎日の学習スケジュールを組んで1日の学習時間や学習教科を決めておくことが大切です。

通信制高校は自身の学びたい教科や進路に必要な科目を重点的に学習できる点がメリットとなります。

自己管理とスケジューリングを徹底して、学習に取り組むことで目標とする進路へと進むことができます。

卒業後の進路を考えておく

通信制高校に入学する時に将来何をしたいか明確に目標が決まっていない生徒も多くいます。

高校入学後は出来るだけ早く卒業後の進路を考えておくことが大切です。

早めに卒業後の進路を決めておく事で、目標を実現するための学習や取り組みに多くの時間を費やすことが可能となります。

学校選びを重視する

通信制高校を選択する場合は学校選びが最も重要なポイントです。

一言で通信制高校と行っても提供される学習内容やサポート体制、学べる内容は異なります。

そのため、通信制高校選びを間違えてしまうと高校卒業後に目標の進路に進むことが難しくなります。

あらかじめどのような事を学びたいのかを考えた上で複数の学校を見学して検討するようにしましょう。

参考:失敗しない通信制高校の選び方8選!比較ポイントや選び方の手順など詳しく解説

通信制高校から難関大学への進学を考えている人には七色高等学院がおすすめ!

通信制高校で大学進学を視野に入れた学習を受けたい場合は、大学受験に特化した学習が受けられる七色高等学院がおすすめです。

七色高等学院は、中京高等学校と連携し大学受験専門の指導が受けられるサポート校です。

高卒資格は「中京高等学校 通信制課程」で取得して、大学受験に必要な指導を七色高等学院が全面的にサポートしてくれます。

七色高等学院では徹底した個人別学習コーチングとマンツーマン指導で生徒の学力をぐんぐん向上させていきます。

七色高等学院の母体である立志塾はこれまでに、東京大学をはじめとする旧帝大や国公立私立医学部、全国有名大学の合格実績も豊富であるため、通信制高校から難関大学や医学部大学へ進学することも可能です。

大学受験に特化した通信制高校をお探しの方は、まずは以下より気軽にご質問ください。

⇒大学受験に特化した七色高等学院の詳細はこちらから

結論:通信制高校は全日制高校と全く変わらない人生を歩める

結論:通信制高校は全日制高校と全く変わらない人生を歩める

全日制高校と比べるとまだまだ通信制高校にネガティブなイメージを持たれる方も一定数います。

しかしながら、現在は学びの多様化やオンライン学習の進歩により通信制高校への進学者は増加傾向にあります。

また、大学への進学や就職など自己管理を徹底することで全日制高校と変わりない人生を歩むことができます。

自分に合った学びのスタイルを確立して目標とする未来を掴み取りましょう。

なお、通信制高校へ進学する場合は、学校選びが重要なポイントです。

高校入学後に難関大学への進学を目指す場合は、受験に特化した通信制高校を選ぶことが近道です。

七色高等学院では、難関大学や医学部受験に特化した7つの大学受験講座が用意されています。

通信制高校で自身の目標とする大学に合格したい方は、七色高等学院までお問い合わせください。

⇒大学受験に特化した通信制高校・サポート校は七色高等学院にお問い合わせください!