
七色高等学院から関西学院大学合格へ 〜僕の挑戦と成長の軌跡〜
通信制高校に転校してから大学受験を乗り越えた自分のリアルな体験をお伝えします。少しでも、同じように悩んでいる人たちの参考やモチベーションになれば嬉しいです。
現在、僕は関西学院大学教育学部に通っています。もともとの第一志望は早稲田大学でしたが、そこには届かず、それでも関西学院大学、法政大学、南山大学に合格することができました。
不登校からの再出発
僕はもともと地元の「進学校」と呼ばれる高校に通っていました。ただ、その高校を選んだ理由は偏差値の高さだけで、将来の夢や目標は特にありませんでした。その結果、勉強へのモチベーションをどんどん失い、高校1年生の夏休み頃から授業を休みがちになり、2年生になる頃にはいわゆる不登校の状態に。
2年生の秋には単位が足りず、このままでは進級できないという状況になり、留年か転校かを迫られました。そこで初めて通信制高校を調べ、見学に行くことにしました。
正直その時は「どこでもいいから大学に行ければいいや」という気持ちで、目標もなく諦めかけていました。そんなとき、七色高等学院の先生に相談し、「今からでも難関大学を目指せる」という熱意ある言葉をかけてもらい、心が大きく動きました。
実は、自分の中に「有名大学に行きたい」という気持ちはあったけれど、現状に失望して隠していたんだと思います。その思いを引き出してくれた先生のおかげで、七色高等学院に転校する決意をしました。
七色高等学院での学び直し
いざ入学してみると、これまでサボっていた分、頭がすっかりなまってしまっていて、最初は古典単語20個覚えるだけで2時間もかかりました。自分がどれだけ怠けてきたかを痛感した瞬間です。
転校前の模試では偏差値30〜40、校内順位も234人中230位という、ほぼ最下位という状態。英語はもちろん、世界史もゼロスタートで、何から手をつけていいか全く分からない。そんな状況でした。
まずは英語に集中し、単語の覚え方、文法の理解の仕方など「勉強の仕方を学ぶ」ということから始めました。そこで得た学びを国語や世界史にも応用しながら、少しずつ基礎を固めていきました。
徐々に成績も伸び、やりがいを感じるようになったのですが、現役の年には目標に届かず、もう1年頑張ることを決意して七色高等学院で浪人しました。
浪人生活と合格までの道のり
浪人中は、もう一度勉強法やスケジュールを徹底的に見直し、「本当に理解できているのか」を一つひとつ確認する作業を繰り返しました。1日14〜15時間勉強するのが当たり前になり、逆にその努力が楽しいと感じるほど没頭していました。
基礎を固めた後、夏の終わりから演習に力を入れ、秋の模試では安定した結果が出るように。冬には過去問を解くのが楽しいと感じられるほど成長できました。
最終的に、第一志望の早稲田大学には届かなかったものの、関西学院大学、法政大学、南山大学などに合格。特に興味のあった教育を学びたいという思いから、関西学院大学を選びました。
通信制高校だからこそ得られたもの
通信制高校への転校、そして浪人生活は簡単な道ではありませんでした。でも、自分で自分を律して努力し続ける力を身につけられたと思います。
通信だからこそ自由に使える時間が多く、その環境を最大限活かせたことも大きかったです。人生の中で「諦めない」「努力する」「逃げずに向き合う」といった大事な軸をしっかり作れたことは、自分にとって何よりの収穫でした。
通信制高校からでも大学受験は十分に可能です。ただ、簡単に合格できるわけではなく、自分自身と徹底的に向き合う覚悟が必要です。でも、その覚悟さえあれば、必ず道は開けると信じています。
最後に、この経験を通して伝えたいのは
「夢や目標に正直になって、チャレンジしてほしい」
ということ。自分の可能性を諦めずに挑戦する楽しさを、多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。
七色高等学院では、個別相談会も随時開催中です。
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